雨の日にのれんが湿ってしまうのが気になる方は「撥水のれん」を使ってみませんか。
					      のれんはお店の看板です。のれんが出ているとお客さんは営業中であるということがわかるし、
					      どんな店舗かというのもだいたい想像できます。
しかし、のれんは布でできているため水に濡れると湿ってしまいます。
					      雨の日にお店に入るとき、濡れたのれんをくぐってワイシャツが濡れてしまった
					      サラリーマンもいるのではないでしょうか。濡れた服を着ていては、せっかくのお酒も
					      美味しくありませんよね。
そんな時には、撥水加工が施された撥水のれんを使うと雨の水滴を弾くので、
					      のれんはいつでも乾いた状態です。撥水加工というと、ホームセンターで売っている
					      防水スプレーを吹き掛けるような感じをイメージするかもしれませんが、
					      そうではなくて布を撥水剤の中に漬けて仕上げます。
スプレーは撥水剤が小さい粒子になって布の表面に付いている状態なので、
					      すぐに取れやすく撥水効果は長持ちしません。
しかし、液体に漬けると皮膜ができて布全体をバリアしているような感じになります。
					      ですから、撥水状態が長持ちしやすいです。

そして、洗濯をしても落ちないインクを使っているので洗濯機で洗うことも可能です。
					      ただ、撥水加工は長時間の強い水の刺激に弱いので、撥水効果を長持ちさせたいなら
					      できれば洗濯をしない方が賢明です。
そもそも撥水加工がしてあると、汚れも水と一緒に流れ落ちてしまうので汚れにくくなっています。
					      気になるところがあれば乾いた布で優しくこするか、固く絞った布で素早く拭き取るようにすればきれいになります。
また、布全体がコーティングされているので紫外線の刺激も抑えることができます。
					      紫外線は生地を劣化させたり色味を変色させてしまいます。

しかし、撥水加工のお陰でそれが軽減されるので長期間風合いを損ないません。
					      水に濡れないということは、カビも発生しにくいのでいつまでも清潔なままで使うことができます。
